二次創作小説

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霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった

第二話 ぶっ飛ばしたい

「……面倒くさいわね。あの人、こんなこと毎日通いながらやってたの?」 博麗神社の境内は、それなり以上に広い。勾配も中々あり、旧ければ隙間だって多かった。 それを日々清めるというのは中々に苦労するもの。そして、現在神社の世話を任されている霊夢...
霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった

第一話 私は私

書を捲くるのは苦ではない。私が何千何万回と繰り返したその所作は、思えば風一吹きですら再現できるほどのものだから。 だが、読むとなると中々の労苦が発生してしまう。平に文字を覗くだけなら簡単なのだが、その意味に条理に意志を継ごうとするならば、一...
霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった

霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった・目次

先代博麗の巫女が、かの歴史喰いの半獣上白沢慧音さんだったら、というお話となります。 親子と情、そしてその心が曇らさせられてしまう時に何が見えるのか、といった辺りがテーマですね。
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第二十話 ロージン+ハイエナ

白黒付けるっていう言葉を私は偶に聞いたりするわ。これって、物事の是非などを決めて決着をつけるっていう文句よね。 確かに、白黒で善悪真偽きっちり分けちゃった方が世の中分かりやすいのかもしれないわ。 二元論はとっても単純だもの。どちらにしようか...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第十九話 メロンパンな代打

「うーん……」 今日は寝坊助したせいで校内に持ち込んだ弁当箱の四角形に米粒ひとつだって詰め込めていなかった残念な日。 そのために残念ながら何時ものクラスメートの皆と仲良しお昼は諦めて、せっかくだからと購買で購入したパンを持ってここ文芸部兼S...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第十八話 キュウリをピンどめ

あともう少しで6月。女子更衣室の窓から仰いでみれば、梅雨前のこの頃にしては少しばかり重ったい曇り空が広がっていたわ。 今日は予報だと雨と聞いたのだけれど、なんとか曇天のままで、むしろ気温は運動するのに丁度いいくらい。 だから、私達SOS団も...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第十七話 井戸端会議なシーソーゲーム

好きのサインというのは、色々とあると思うわ。あ、この場合は異性に対する好きね。アイラブユーの伝え方ということ。 たとえばとある鳥さんだとダンスを披露したり、また違った鳥さんなら羽根を大きく広げて美しさをアピールしたりするみたい。それにそもそ...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

番外話② 古泉一樹の望月

正直に言おう。俺は超能力者というものにずっと、憧れていた。 いや、だってそれはそうだろう? 背を比べ合うことだって楽しみだった子供の頃も、俺にもあるんだ。そうするとちょっと足が速いだけで幼心には凄く感じたってのに、そんな通常能力を超えてる力...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

番外話① 長門有希の願望

「座ってて」 勝手なんて知ったこっちゃない他人のテリトリーの中、俺はそいつの言葉におうだかああだかよく分からない蚊の鳴くような声を返した。 いや、腰の引けたそんなざまで本当に返答になっていたかどうかは分からなかったが、この相手、長門有希には...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第十六話 【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

――――涼宮さんの真似は誰にも出来ない。きっと、彼女自身も意識的には出来ないよ。そこに意思の介入する余地はないんだ。どんな偉大な知恵を持つ何者にも不可能さ。 状況は絶望的。私はただ世界に二人ぼっちという浪漫を求めていただけだったのに。気づけ...
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