※親知らず抜歯後の穴から空気が漏れる等あった際はかかりつけの歯医者さんに相談して下さい!
↑上記ばかりで言いたいことは終えていますが、一応続けて説明を行います。
以下は自分が親知らずの抜歯後に起きたこと、そしてするべきだったことを纏めていくつもりです。
取り合えず、私は歯医者さんの消毒後自然治癒で交通自体はなくなりました。
どうか、この記事に行き着いた方々はまず焦らず対応してくださいね!
親知らずの抜歯
親知らずとは、しばしば歯肉に埋もれていることもある第三大臼歯。
変な風に生えている場合もありますね。私のだと斜めを向いていました。
親知らずは口の中でも最奥に位置するため歯磨きがし辛く、時に虫歯のリスク等も発生しうる歯となります。
私の場合、ここに虫歯が発生し欠けてしまいました。
それを診たお医者様もどうせなら抜いちゃおうかと仰います。
そのため、局所麻酔後に抜歯。ゴリゴリと音はしましたが幸い痛むことはなく抜歯自体は終えました。
問題は、それ以降に発生しました。
下を向いた際に流れた鼻からの薄い血
あり得るらしい発熱や過度の痛みなどは発生せず、術後は血が少し出続けるなあとは思いながらもご飯をもぐもぐした後。
それは家族への電話で無事抜歯を終えた報告中に起きました。
突然の鼻から滴りそうな感覚に、自分はティッシュを取り鼻に当てます。
するとなんと薄い血が現れたではありませんか。
これはどういうことだろうと首をかしげる自分に携帯電話で検索した兄は術後鼻から血が漏れることもあるらしいよと言いました。
なるほど、ならば特に類から漏れなかったということで寝て起きれば治っているだろうと期待し就寝します。
ですが、事態はこれで終わりませんでした。
うがい、後に抜歯穴と上顎洞の交通が発生
なんだか血が止まらない。あまりよくないらしいが、それでもうがいせずにはいられないな……あれ?
そのような流れを経て発生したのが、鼻から息を吸うと口にまで繋がる空気の流れの感覚。
なんだこれ、と思いながらも自分はまだのほほんとしていました。
面白いなあ、どういうことなのだろうかな、調べよう!
確か、そんな感じでしたね。
しかし検索するにもその言葉が分からず、とりあえずは「親知らず」「抜歯」等を組み合わせて調べました。
そして、見つけられたのが一週間ほど放っておけば自然と治るよというようなどこかのお医者様のお言葉。
なんだ、大丈夫だとこれを信じた私は、特に担当医の方に連絡もせず放置してしまいました。
不自由ですがまあ治るならと……これはよくないですから、皆さまはお気をつけて!
異変があったら直ぐにお医者様に。これはやはり鉄則でした!
中々治らない、そして発見した上顎洞という単語
それから数日。
しかし親知らずの交通は一向に塞がることはなく、むしろご飯を食べるたびに穴が詰まるためにうがいが必要で不快でした。
また次第に口の穴から流れる液が黄色く膿のようになってきます……この頃ようやくどういう事態が起きているのか知るため検索の回数を増やしたことをよく覚えています。
すると、勝手に塞がるだろうという意見の異見として上顎洞炎になると手術が必要だから早めに医者に判断を仰いだ方がいいよというものが。
既に膿が発生している自分はこれを見て真っ青。この頃は痛みもあり、大変なことになったとびっくりでした。
直ぐに上顎洞というものが副鼻腔の中でも頬の内側に存在し時にそこまで親知らずが貫通している場合があり、それを抜くと穴と上顎洞が交差する(繋がる)場合があると検索。
その日のうちに連絡後お医者様のもとへと向かったのでした。
まず処方されたのは解熱鎮痛薬
そして、診ていただいたところ、まずは消炎剤で様子を見ようとのことでお薬をいただきました。
とりあえずは一週間分。
未だ口の中がすーすーしている自分はこの間に口の中がどうなってしまうのか不安でした。
そして、時に暇な時間にネットで調べて、穴を縫合で塞ぐ場合もあるよとの情報も得たりしながら悶々。
ですが、お薬のおかげか時間と共に痛みは直ぐに引き、次第に上顎洞から漏れる液も透明になっていきます。
すると、一週間後(抜歯から合計二週間程度)経ってようやく、穴から流れる空気を覚えなくなったのでした!
診察、そして
食べカスで塞がっている感じでもないからと、これはよくなって来ているとルンルン気分での診察。
先生も、これは塞がってきているねと太鼓判を押してくれました。
その際に自分は縫合の必要があるか問うと、完全に塞げるかは分からないしこのまま自然治癒に任せた方がよいと返されました。
なるほどと私も頷き、以降は定期診断の予約をしてから特に変事もないために行かずに済んでいます。
本当に、こんなことなら早く診てもらえば良かったですね!
まとめ
親知らずを抜く。
身体にあるものを除くわけですから、それには多少なりともリスクが存在します。
今回自分は大事に至りませんでしたが、しかし大変面倒な事態に逢ったのには違いありません。
ただ、今回自分は情報に左右されてあまりに不誠実な対応をしてしまったのが痛恨でした。
故に、まず親知らず後に鼻から口まで空気の流れを感じたならばどうすべきか、という問いに改めて簡潔にこう返したいと思います。
親知らず抜歯後の穴から空気が漏れる等あった際はかかりつけの歯医者さんに相談して下さい!
改めて、になりますが結局のところこれに尽きます。
皆さまは、自分判断で分かった気になって、心身すり減らす事態にならないよう、気を付けてくださいね!
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