2025-01

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それでも私は走る

走るのが好きだ

「はぁ……はぁ」走るのが好きだ。そんな想いの発端がウマ娘を走るに賭けさせた。――――という少女も、それは同じ。だからこそ、彼女は走る。「たの、しい!」生きるのは急ぐことではなく、一歩一歩を踏みしめて確かに進むことであるのかもしれない。でも、...
マイナスから目指すトップアイドル

第三十四話 百合は、トップアイドルに

偶像を前に、妖怪は縮こまる。そんな理想を、しかしカシマレイコのみは信じさせてくれない。何せ、いと麗しき天元とされた美貌は神々しさすら帯びていて、並大抵のアイドルなんかでは並びもしない程の異物。彼女は耳にしただけで死に繋がる冒涜の裏返し。余所...
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