霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった 第三十三話 友達なんだ 時知らず向き合う、サンライトイエロー。向日葵とは太陽の花。そんなの多くが自然に持つ認識であるからには、ここ幻想に至ってしまえばその結びつきは尚強まる。「っ」「辛そうね」そう、ただの向日葵の妖精でしかなかった筈の幽香はひたすらに勝ち続けること... 2025.03.30 霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった
霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった 第三十二話 素敵な一日 氷の妖精チルノにとって、住まう湖の周囲の霧の色が変わろうとも大したことでなかった。自然の権化である多くの妖精は変化を気にするものだが、永遠の氷華である彼女には背景色の変化程度で怖じる心なんてない。故に此度の紅霧異変においても、遊び呆けるため... 2025.03.23 霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった
霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった 第三十一話 背中を一目見て 空を見れば、ひたすらに青いばかり。明瞭な快晴に曇りなどどこにもない。しかし、地べたのありとあらゆるものが、不可思議な霧の赤さに染まってしまえば、見渡す限りの蒼穹すら大変にくすむ。多くが美しき天辺を見上げることなく、現の異常事態にてんやわんや... 2025.03.10 霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった