茶蕎麦

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博麗咲夜、十六夜霊夢

月と星

紅の空に光の軌跡が眩く続く。断続は瞬間を次第に忘れて、威力は加減を損ねて飽和し壊滅的。そんな天上には舞い踊る悪魔の蝶。その眼下に世界を区切る紅白の犬。本来とは異なる世界に紡がれたのは、こんな一言。「……あり得ない」止まった時の中において、少...
博麗咲夜、十六夜霊夢

博麗咲夜、十六夜霊夢・目次

太陽と月が入れ替わったとしても、世界は回る。東方Projectの咲夜さんと霊夢さんの立場入れ替わり小説となります。曇ったり晴れたり、忙しい小説となる想定です。
百合さんのお話

第5話「ここを女子怪異バーゲンセール会場とする」

①「永遠雨季の精神」②「ここを女子怪異バーゲンセール会場とする」③「冷房機の自慢」④「皆の友達」⑤「オバケの夢想」⑥「そんなに嬉しいこと」⑦「仲間外れ」⑧「ひどいなぁ」前の話← 目次 →次の話
小説世界で全知無能を演じていたら、悪の組織のトップになってた

第二十六話 我々の戦いはこれからだ

さて。私と玲奈さんコンビがわらび曰くいちゃいちゃと絆を深めあった翌日。【ぷにーず】が発生してからそろそろ四日目となり、だいたいイベントも折り返しになる辺りですね。この火曜日に私はなんと呼び出しを受けたのです。成績優秀な私は勿論学校から運動以...
それでも私は走る

軌跡の轍の内

トレセン学園において、実績は当然ながら最重要視されるべきところである。多少の素行不良などによって減点されることはままあれども、そもそもいい子揃いのウマ娘と選びぬかれた中央トレーナーが調子に乗りすぎることも中々ない。つまり、ウマ娘たちのレース...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第二十四話 草笛で薄明光線

昔物語に竹取の翁という言葉が出てくることは、まあかぐや姫の大本的な竹取物語を読んだり学んだりしてみたらよく憶えているものだと思うわ。なにしろ冒頭の一節が彼、讃岐の造の説明だものね。私としては本題のかぐや姫よりこのお爺さんのことが最初随分と気...
幽香さん、優しくしてみる

第二十二話 氷精チルノに優しく出来なかった

属する希臘の神話に顕著であるが神ほどの次元違いが下手に触れれば、下位の秩序は瞬く間に崩れてしまうものだ。また自らが三界の地獄を支配するほどの桁違いと自認しているのであれば、下手に動くのは躊躇われるのが自然なこと。こういう時は、最強とはいえ妖...
小説世界で全知無能を演じていたら、悪の組織のトップになってた

第二十五話 玲奈さんはえっちです

なんだか世界最大の一族や世界最悪の人間や世界最上段の子や空の魔法少女に無貌の不滅なんて雑多な属性の大袈裟なものばかりプレパラートに乗っけているのが、ここ楠川市です。残念ながら《《どこにでも居る女の子》》が不在で幸いなことに《《鬼の手》》もな...
霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった

第三十八話 段階を踏まなければ

世界が燃える。果たしてそんなのが錯覚でなければ、この世は地獄だ。そして、妹の手により一度にそんな地獄絵図を披露されたレミリア・スカーレットは、自身を正しく《《二つに分ける》》ほどの火炎の中に悶え苦しんでいた。「ぐ……が……」消し炭からすらも...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第二十三話 トレーシングペーパー×14光年

私は、ここにいる。そんなそれこそSOSにも使えそうな言葉を、果たして私は口にしてもいいのかちょっと悩むわ。なにせアイアムアイだって不確かな【涼宮ハルヒ】の代替物でしかない私だもの。あの野球大会の日に交替があったことにて流石に理解したわ。私は...
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