二次創作小説

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【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第五話 お天気おねーさんの嵐

前の席に座る人のつむじの観察にばかり時間をかける女子高生って、そうそう居ないと思うのよね。でもまあ、それが好きな人相手であったら別じゃないかしら。まじまじと観察してみたところ、キョンくんのつむじは右巻きだったわ。 そして、キョンくんが結構授...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第四話 うさぎ≠ウロボロス

「いやあ、書道っていうのも意外と面白いものなのね! 習字の宿題のつまんない思い出しかなかったけれど、勝手に書いていいとなると、途端に自由になれるって驚き!」 最初は、正直なところ大して実りを期待しなかった、連続仮入部。でも、私、とってもハマ...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第三話 砂糖と塩は正直に

現況に、眉がひそまるのを感じる。私は、幼子の未来予想図なんかよりよっぽど甘い、シャケの砂糖焼きを咀嚼しながら思うわ。失敗したなあ、って。 まず、私が鮭の切り身に砂糖を間違えて振りかけてしまっていたことは、確かに不味いというより拙かったかもし...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第二話 谷口と猫属性

「ふん、ふーん」 鼻歌交じりに、北高の長い坂を進む私。うんざりするような広角だと聞いていたけれど、私にとってはそれほどでもないわね。誰かさんとは根性とストライドが違うのよ。こんなの朝の目覚めに優しい運動程度。 こういう時ばかりは、自分のハイ...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第一話 葦のアルゴリズム

「…………どうすれば良いのかしらね………」 胡散臭い題名の怪しげな本の列と、女の子の色調が奇跡的に融合している我が部屋にて考え事をしながらうろうろ。 そうやって黙って色々と考えていれば沈黙が続くもの。そういえば、延々と続く三点リーダって、ま...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱・目次

目が覚めたら涼宮ハルヒになってしまったと思い込んだ【私】こと涼宮ハルヒさん。 夢現に彼女は力と有り得るはずだった未来を知ります。 彼女は、何時か本物の涼宮ハルヒが帰ってくる時のために既定路線をなぞろうと励むのですが……といったお話です。
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