二次創作小説

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霊夢に博麗を継がせたら無視されるようになった

第四十話 スーサイド

紅魔館を特に覆っていた紅い霧はフランドールの一撃に出来た空隙にて殆ど晴れて、夜空は今とても高い。星星満ちる中、何処か赤褐色をした満月が冴え冴えと。そして、そこに力の輝きを伴って争う二筋が流れていく。動き円かで遅い方――霊夢――は直角に高速移...
博麗咲夜、十六夜霊夢

月が綺麗ね

星が月の子だというでまかせを信じる者はもういない。月は地球の衛星でしかなく、そもそも煌めく星星と異なり自らの熱量で輝いてすらいなかった。誰彼の距離のみが太古から月のその大いなるを信じさせたが、実のところあんなものは地球から離れて集った石塊だ...
博麗咲夜、十六夜霊夢

あたいったら悪い女ねっ

氷精チルノは、元々野良妖精である。だがしかし、今は半分くらいは紅魔館のメイドとして暮らして生きていた。当の本人は、特にその生活の変遷については気にしていないし、それ以前に理由もどうしてそうしたいのかすら忘却の彼方である。そんなお馬鹿で永遠の...
【涼宮ハルヒ】をやらないといけない涼宮ハルヒさんは憂鬱

第二十五話 申し訳なさメーターやテープレコーダー

私は日々が輝いて見えるという楽しさの表現を、何そんなのお天道様がお空でビカビカしてたら当たり前なことじゃないと思ってた。でも小説とかに描かれた先人たちの思いの丈の現れって、やっぱり貴重な経験談なのね。私は現在進行系で日常の眩しさ尊さに目を潰...
博麗咲夜、十六夜霊夢

どうしようもないから

博麗咲夜は人里にて【完璧で瀟洒な巫女】と呼ばれる。それは、どこぞの大店の主人が任せた妖怪退治を彼女が完璧に熟したから喧伝されるようになったものだ。妻の敵を取ってくれ。最初は里人の平穏のためと述べていたそんな彼の本音を聞き、巫女としてそれこそ...
博麗咲夜、十六夜霊夢

私の全て

紅魔館には、小悪魔が居る。それは俗に言う「小悪魔的存在」ではなく本物の悪魔のリトルバージョン。彼女は悪魔らしくたちの悪い不条理であり、大体において聖なるものを犯したがるなんて癖を持つのがまたどうしようもない。よく絡まれる霊夢は普通にカミサマ...
博麗咲夜、十六夜霊夢

犬と狐

博麗咲夜は、犬と狐が違う生き物であるとは知っていた。だが、それだけ。幼い頃には互いの根本が異なるわけでなければむしろ親しい存在であると錯覚すらしていて。「咲夜……私はお前の無能が殺してやりたいくらいに憎いよ」「そう……ごめんなさい」「はぁ。...
博麗咲夜、十六夜霊夢

ぎゃおー

十六夜霊夢には、天敵が居る。それは地下深くを根城としていて、何もかもを台無しにしてしまう気性の荒さを持っている上に、ずる賢い。なるほどそれだけを取ればパチュリーが蛇蝎のごとくに嫌うネズミ――羊皮紙を食む――を指しているようであるが、実際それ...
それでも私は走る

抜け駆け

第59回菊花賞。11月8日の本日に京都競馬場にて行われるグレード・ワンのレース。クラシック三冠のうち、最後の冠の一つ。最も強いウマ娘が勝つとすら言われる程にここまで菊花賞では培った実力を試される。3000メートルの厳しい道程を真っ先に踏破し...
それでも私は走る

走ってもいいの?

「良かった……」結局、此度の競走の損傷は少女のその一言に尽きる結末だった。左足舟状骨の粉砕骨折。無論前後の距骨や楔状骨も無事ではすまない。創外固定器にて整復位を保持するのも困難だったため、手術時間も遅くまで伸びる。しかし、キミはそこまで力ん...
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