ホラー映画名作五選 ~当たり前だけれどこれらは、怖かった~

映画

幼い頃から洋画劇場を好んで見ていて、

一時期に年百本DVDを借りて見たこともある管理人が選ぶホラー映画五作品です!

とはいえ、どれも名作ばかりなので皆様大体ご存知なのが自然なのかもしれません。

ならばむしろやっぱりな、これいいよな、といった楽しみ方をして下さると嬉しいですね!

ジョーズ

ジョーズ – 予告編

大人気のジャンルになり、最早ホラーという枠を越えてきているサメ映画。

その人気の火付け役であるのはやはり、このジョーズでしょう。パニック映画の金字塔ですよね。

子供の頃にこの映画を観たときにはもう、音楽怖い、海怖い、サメ怖い、となりました。

大人になって冷静に観てみると、ドラマ性も素晴らしいですね!

差し込まれるショッキング描写とメインストーリーの人間同士のハラハラする小競り合い。

それら全てがサメと戦うに至る必然性を醸し出して、自然と作品に没入させてくれます。

そして出てくるサメのスケール感。映し方がまた、なかなか全貌が伺いきれずに恐ろしいのですよね。

対決もまた、凄まじさがあり……大きいっていうだけでどうしようもないのだな、と思わせてくれます。

実際のサメとは違う、見識から来るそんな意見も勿論あるでしょうが、

それはこの映画のサメは海に潜む牙に対する恐怖を映したある種の妖怪のようなものだからと呑み込んで頂けたら、と苦しくも述べ、一度は観ていただきたいところですね。

あまり知らない方にも、スティーヴン・スピルバーグ監督作品と言えば、その出来を期待して頂ける場合も多いかもしれません。

未だにコピーされ続けている、傑作です!

ミスト

映画 ミスト 予告編

自分はこの作品を入れるか悩みました……ホラーとして観るよりも、どうしても悲劇としての印象が強かったので。

ただ、オススメのホラー映画をただホラー要素ばかりで決めるのはどうだろうという思いもあって、インパクトの強かったミストも選ばせていただきました。

このミストはかのスティーブン・キング氏原作小説の映画化作品です。

そして、キング氏をして恐ろしいと言わせたエンディングを付された、いわば傑作二次創作でもあるのでしょう。

霧。視界を閉ざすそれが満ちてしまう、それだけで人は右左も不明になって恐怖することに違いなく。

そして、その中に異形の怪物が溢れていると知ったならば、秩序を維持することも難しくなってしまうくらいに狂乱してしまうことも無理ありません。

ミストは作中大部分を使って、異界となった外から逃げ閉鎖空間に詰め込まれた人々が秩序を失っていくその様子を丹念に描いています。

人が人を恐れないのは、相手が確かに理解できる人間であると信じられるからでしょう。

ならば、隣人たちが次第によく分からないに染まっていく様子は果たして。

やがて、主人公たちは逃げ、異界となった霧の中に飛び込んでいくのです。

そして、その結末にたどり着くのでした。そんな、あんな終わり方をしてしまいます。

……正直なところ、下手なホラー映画を観るよりもダメージを受ける可能性もありますので、ご覧になる後にはゆっくり出来る時間を持った方が良いかもしれません。

映画「鳥」予告編

子供の頃に、漫画ぬ~べ~の以津真天という鳥の妖怪に怯えて、外を見れなくなったことがあります。

夥しい鳥の群れ。それに幼心に恐怖を感じていたからなのでしょう。

今思うと前に田が広がっていたからなのでしょうね。よく家の前に時期になると鳥が集い、まるで実のように電線に連なっている姿がよく見て取れました。

それは、彼らがなる前の稲穂を啄もうとしていたり、稲の足元の虫たちを狙っているのだということは、今となっては理解できます。

しかし、無学な幼子の時代のこと。まるで目的の伺えないそれらの集いが、自分に敵意を向けられているものと勘違いしてしまったのですね。

意思の見て取れない無表情から、理解は早々出来ません。故に、その中から悪意を見出してしまうのも、仕方のないことなのではないでしょうか。

おそらくは、そんな彼らの集会に対する恐怖感がこのという映画を成り立たせているキモなのでしょうね。

監督、アルフレッド・ヒッチコックさんは、本当に人の心に理解があるものと思います。

はい、幼い自分はまんまとこの作品の目論見にハマって、ベッドに頭を入れて震える羽目になりました。

人間同士の理解できるドラマ性の後ろで、よく分からない意思が鳥たちを突き動かしている。心地の悪さが、作品を横断しています。

多勢に無勢を当たり前な小さな者たちに感じるのは何とも、一人ぼっちの夜には毒でした。

自分にとってのトラウマ作品です!

リング

Ring – Japanese Trailer

和製ホラーも好きな作品がちらほらとあるのですが、これを外せはしませんでした。

鈴木光司さん原作の映画リング。日本のホラーブームの火付け役とすらなったこの作品は、貞子というアイコン・キャラクターを生んだ名作と言えるのではないでしょうか。

自分はこの映画に驚き、ドラマ版を観て怯えたり小説のループまで目にしてあっけに取られたりを経験し、貞子というの感染の妙を楽しんできました。

それには、酷い新鮮さがあったからだと思います。

呪い、それは当時の印象としてとても古いものでした。交わりがあったとしても人と人、或いは人と霊の間。

それがモノ、ましてはビデオテープなんていう記録媒体と結びついてしまうなんて。

そして呪いのダビング、他人に見せなければ死んでしまうというルール。どれもこれもが驚愕の発想。

人の間のドラマの上手さに怖気の煽り方の妙もあって、食い入るように作品に没入してしまったのは仕方のないことだったでしょう。

そして、一区切りついてからの、あの展開。貞子の全貌。

現と仮想の壁が壁にならない、ならば今の自分はどうなのかという新たな恐怖。

どれもこれもが、素晴らしくおぞましい体験でした。

貞子という存在が陳腐化するまえに自分がリングという作品を経験できたのは、幸せだったのでしょう。

悪魔のいけにえ

『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』予告編

理解が出来ないものは、怖い。この等式を用いるのが、ホラーの基本となるでしょう。

そして、自分が理解出来なさすぎてあ然となってしまったのがこの、悪魔のいけにえです。

題名でぱっと分からなくてもレザーフェイスといえば、理解頂ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう、チェーンソーを持っている人の皮を被ったあの狂人。ジェイソンとは違いますよ?

その一家の渦中に巻き込まれた五人の男女に起こる惨劇が基本となります。

一家全員が悪い意味で狂っている。そんなことが説明されなくてもあまりに理解できてしまうのは、演技の妙。それだけでなく美術の上手さにも由縁しているでしょう。

意味不明を意味ありげに散りばめさせたこの手腕。どうしても、強烈に目に映りました。

更には引き算の美、とも言うのでしょうか。足りていないことまで、恐怖を煽るのですね。

本来はカメラワークやBGMなどによってこれから起こる恐怖に向けて視聴者は用意ができるのです。

しかし、この作品にそんな容赦は一切ありません。当たり前のように人は死に、同然のように狂った音色が響いていきます。

救えない。ここまでそんな諦観を抱く作品はそうないかと思ってしまいますね。

ただ驚いたことに、物語的には救いはあるのです。しかしそれは一家の歪から逃げたばかり。

一家はまだどこかにいるのです。或いは同じ形ではないのかも。

そう考えると、より一層恐ろしくはありませんか?

まとめ

どれもこれも自分にとっては素晴らしいと思える作品ばかり。当然のように絶賛の盛り込みばかりで読んだ貴方は或いは退屈だったかもしれません。

分からなくてつまらなかった方は、上記の五作品のいずれかを今度まっさらな気持ちで観てみて下さい。どれも、自分はレンタルで借りれました。

そうすれば、自分が褒め称えるその理由をさわりくらいは理解して頂けるのではないでしょうか。

ホラー映画は怖い。ただそれだけでなく恐怖に至るまでにされた工夫に魅せられることだって多々あります。

慣れていらっしゃっても出来れば恐ろしいという刺激に対して、様々な楽しみ方をして頂けたら嬉しいですね!

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